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2022シーズン解禁しました。しかも1月です。DHを始めてから解禁が早くなりましたが、1月というのはさすがに初めて。もう年中無休って感じになってきています。今年の解禁は、犀川でグッチーと一緒です。グッチーとはSNSで知りあい、オフシーズン一緒にキャス練をする仲間になり、昨年、初めて一緒に釣りをし、今回が二回目の釣行となります。まだ若いのに、とても気が利いて僕みなたいなオヤジとも遊んでくれるナイスガイなのです。

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ヤフーの天気予報をみると、安曇野の予想最低気温は‐15℃。寒いです。ガイドにラインを通すのもままなりません。家から持ってきたホッカイロで指を温めながらどうにかラインをセットします。フライはイントルーダーを使うつもりでしたが、この寒さではセットするのが大変なので、違うフライにしました。

この選択が後々明暗を分ける事になるのですが、運命なんて、ほんの些細な事で左右されてしまうものなのかも知れないですね。

雪道を歩きます。ズンズン歩きます。強烈な寒さです。でも、ワクワクが勝っているから、指先は痛いけど、気分はいいです。

子供の頃、雪が降るとワクワクしたあの気分に似ています。というか、同じなのかも知れません。それに釣りがプラスされる訳ですから、ワクワクが倍増されている感じです。

河原に出ると目の前には、透明度を増した犀川の流れがとうとうと流れていました。ゆったりとした流れの中には、所々にヨレがあり、いかにも釣れそうな雰囲気です。まず、グッチーに先行してもらいます。朝イチの定石通り手前を丁寧に釣っていますが、後ろに居る僕への配慮もあるのでしょう、こういう所も実にナイスガイなのです。僕は彼の意をくみ流心を狙う為に、太もも位までウェーディングして釣りを開始しました。この日初めて使うラインシステムでしたが、流れを的確に捕まえゆっくりとスイングしてくれるので、流していても違和感なく実に気持ちが良いです。いつ反応してきてもおかしくないスイングスピードに思えます。流心には極僅かですが、バブルラインが発生していて、そのバブルラインをスイングしている時、突然コツコツと生命反応が伝わってきました。「きたっ」と思わず声が出ると、前に居たグッチーが振り返ったと同時にパーフェクトが逆回転して今年最初の魚とのファイトが始まりました。スイング中のアタリからフックセットまでは完璧でしたが、ここからが問題です。この日、使っているフックは、初めて使うものでしかもバーブレス、テンションの掛け方やロッド操作をミスってしまうと、バレてしまいそうな気がして、弱気な自分が顔を出してしまいました。慎重過ぎるファイトです。またもやパーフェクトが逆回転し、綺麗な音色を聞きき『気もちぃぃぃ』と自然に声が出てしまうと、それを聞いたグッチーが笑い出します。グッチーの笑い声を聞いてリラックスしてファイト出来る様になりました。ランディングは下流に居るグッチーにお任せです。魚を上手くコントロール出来る様になってきたので、グッチーの元へ誘導し、ランディング完了。

                                               

22シーズン最初の魚は、オスのイケメンブラウンでした。この時期の犀川で釣れる魚は、ブラウンが多いように思えます。寒さに強いんでしょうかね?

その後、もう一度同じランをやりましたが、反応無く、お昼を挟み二ヶ所回ってみましたが、何もなく終了となりました。

1月の犀川も雪の中での釣りも初めての経験でしたが、とてもワクワクして気持ちの良いものでした。そして、隣に居てくれたのがグッチーということも良かったです。

今年もDHメインのシーズンになりそうですが、怪我無く楽しみたいと思います。皆さま、宜しくお願いします!!

                                                                  Jan./2022

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