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今シーズン最後はホーム。久しぶりに会う仲間たちとワイガヤな一日。ジーのライズ対戦を見つつ、自分はニンフを結んで大好きな区間を一通り流していく。例えライズが無くても、この区間だけで十分。昔とは随分と心境に変化が生じていることに気付かされます。お昼前に運良くプール流れ込みで秋色をしたヤマメが釣れたので、今日のミッションは達成。あとはのんびりと今年最後の釣りを楽しめればそれでいいとか思いつつも、ニンフで大物をバラし、熱くなった自分に少しだけ安堵したりもします。今シーズンも怪我なく無事に終えらたことに感謝し、来年はもう少しホームにも顔を出そう、そんな事を思いながら仲間の待つビック ボーイに向かいました。

最後の東北遠征は急遽おぐちゃんも参戦して賑やかな顔ぶれとなりました。目的の川は先週かなりのフィーバーで尺ヤマメ連発と聞いており、道中はかなりテンション高めで、目的地まであっという間に着いてしました。やる気満々で川を覗きますが、フィーバーを疑いたくなるような超渇水です。けれども僕らは先週の夢をも う一度と願いながらフライを流していきます。しかし一向に当たりはありません。たまにフライを突くのは小物ばかり。ポイントを変えても反応は得られず、結局最終日まで同じような状態。どうやらフィーバーは先週で終わってしまったようです。それでも新しいメンバーとの釣行は楽しいもので、いろいろな発見やら、面白い出来事が沢山ありました。また来年もこのメンバーで何処かに行ってみたいと思わせてくれたのがせめても救いです。

9月最初の週末は金曜日から二泊三日で嶋崎さんと東北です。殆どをルアーで通した嶋崎さんでしたが、唯一フライロッドを持った時にドラマは起こりました。そこは分流になっていて、かなりの藪沢状態。竿なんて全く振れない状況で、ボー&アローを選択した一投目。見事なヤマメがフライを襲いました。お互いに釣れるとは思っていないので、テンションがハンパ無いです。サイズも9寸とこの旅一番の大物。さすが嶋崎さん。この後はお互いさっぱりでしたが、食べて、笑って、温泉と、気の合う友との旅は、例え魚が釣れなくても楽しいものです。

お盆休みの最終日、ふと思いたって今期初のホーム。今年も暑いので、朝の涼しい時間帯に勝負と家を早めのAM4:30出発。先週に来た台風の影響でやや増水気味、とりあえずニンフを結びます。過去実績のあったポイントは土砂で悲しいくらい埋まってしまい、全くアタリもなくエッジーまできてしまいました。プールの開きを渡渉していると、右岸開きでちんけなライズを発見します。本命なのかライズを眺めていると、びっくりライズ。その波紋と音でかなり大物だと悟ります。ライズを観察すると、プール開き約3メートルの範囲をクルージングしています。グラファイト・9Xという慣れないシステムに不安を感じながらの数投目、タイミングばっちり食うならここ、イメージ通りにフライを吸い込みました。ヤマメ特有の水面のローリングからから一気に深場へスピードある突進。腰引けながらのファイト。水中に見えるヤマメは近いようで、とてつもなく遠く感じます。9Xのティペットに気を使いながらいつも以上に時間を掛け、なんとか魚を浮かせて一発でネットイン。思っていた以上に大きなヤマメにびっくり。真夏に起こった白日夢。こんな事があるからヤメれないのです。

この日の長野も暑くなる予報なので、あさイチ勝負で本命のランへ向かいました。幸い先行者も無く、久しぶりのツーハンドを存分に楽しめそうです。このランはどこからでも食ってくるので、最初から気が抜けません。それがまた初心者の自分には楽しくて堪らないのです。ランの中ほどに差し掛かった時、不自然な重みを感じたので、強めの合わせをしてみると、いきなり下流へ走りだしました。それほどスピードはありませんが、重量感のある走りは大物のそれであります。なん となくブラウンかと思っていましたが、その魚は50㎝を優に超えるニジマスでした。ランはまだ半分も残っていましたので、写真を撮り再開すると直ぐにアタリがあり、もの凄い勢いでバッキングまで出されます。物凄い魚かと期待しましたが、正体は鯉のスレ掛かり。これでお腹一杯になってしまい、今日の釣りはこれにて終了。短い時間だったけどなかなか楽しめました。

ちんとNさんと東北三昧。 釣りの方は渇水で厳しかったけど、Nさんの楽しさに触れた三日間でした。また、行きたいなぁ。

一年ぶりのご対面。イイ所で掛かったので本命だと思ったんだけど、スピード感の無いファイトに徐々に疑心暗鬼になりゴールドに輝く背中見て力抜けました。まぁ本流の釣りにはつきものと割り切り釣りを再開すると、少し下流でひったくるようなアタリでラインがもの凄いスピードで出ていきます。今度は上流の上られある所でピタッと動かなくなり、何やってもビクともしないので最後は強引に引っ張ると糸が切れました。さて正体はなんだったのでしょうか?確かめるために今週も出撃です。

大河で久しぶりにみた超ド級ライズ。あまり昔話はしたくな いけれど、僕が通っていた頃はこれくらいのライズはそこかしこでしていた。魚が少ないのか?ポイント選択が悪いのか定かではないが、これまでライズを見る機会が殆ど無かったので、久しぶりにドキドキ感を味わった。沖目のライズだったので押しの強い流れの中を股下まで立ち込み数投目、リトリーブ中にドンときて一瞬何が起こったのか分からず、表層で暴れている姿を見て魚が掛かったことを理解した。そんな状態だからゲット出来る筈もなく、あっさりバレてしまった。合わせていればバレなかったのか?そんな事考えながら下っているとアタリがあり、小ぶりな奴だったけど慰めにはなった。

前々日にダムの放水が止まり直後はかなりの数のモドリが釣れたと聞く。期待した本命ランにはルアーマンが上がるところで話を聞くと、前日にこのポイントで45㎝のモドリを釣ったそうだ。期待は高まるもアタリすら無い。この日は気合を入れ各所を回るも撃沈。車中泊して翌朝、本命ランの頭から丁寧に流していると開始早々にアタリがあり運よくフッキング。サイズ的にはそれほど大きくは無さそうだが、本命っぽいので慎重にファイトをしてネットイン。銀白に輝く魚体は35㎝のヤマメ。ツーハンドで釣った初めての尺ヤマメは令和最初に釣れた魚でもあった。今年二回目の大河だが前回は濁りでほぼ釣りにはならなかったので、そういった意味では今回が一発目という事になる。いつものとおり1.5日(翌朝まで)の行程でアタリは一回のみだが、とりあえず結果はでた。次回に繋がる一匹になるといいのだが。