2020シーズンはコロナの影響もあり、九頭竜川の釣行計画は断念した。聞くところによると、サクラマスの遡上も近年では最低のレベルだったそうで、仲間内でサクラマスを釣ったという話を聞く事も無かった。

現在（2021年4月）は、緊急事態宣言こそ解除はされたものの、コロナの収束は見えず、先行きは不透明のままである。もし、連休前に緊急事態宣言が発令されるようであれば、今年も九頭竜川の釣行は叶わないかもしれない。そんな不安定な状況の中、少しの期待を抱きながら、毎晩サクラマス用のフライをコツコツ巻き、九頭竜川に立てる日を夢にみている。

餌を取らないと言われているサクラマスなので、フライパターンは自分の好きなように巻いている。現在のブームはヘロンを使ったパターン。長く揺らめくヘロンのファイバーがサクラマスの興味を誘い、反射的に反応してくれるのではないか？そんな思いを抱きながらのタイイングは実に楽しいものである。

今年、果たしてこのフライを九頭竜川で泳がすことは出来るのだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　　Apr./2021　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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